【西武鉄道】新宿線の101系初期形・最晩年 |
実車の写真を掘り起こしてみました。
101系初期形は、池袋線・新宿線の本線系統からは平成16年12月に引退。
気づけば、もう8年弱が経過しています。
最後は池袋線に2本、新宿線に2本の計4本が活躍していましたが、そのうち、
引退直前の8月に新宿線に驚きの転属をした2本が印象に残っています。
101系175F 平成16年8月 東京都田無市
101系191F 平成16年9月 埼玉県所沢市(新所沢)
新宿線の101系初期形は、主に国分寺線用だった6連が平成16年3月に廃車になって、
以来在籍がなかったところ、8月になって池袋線から175F・191Fの4連2本がやってきて
再びその姿を見られるようになりました。
175Fは元試作冷房車で、角形ベンチレータ・前面通風口のふさぎ板・新101系風の内装
と特徴的な形態を残していた車でした。
ちなみに、池袋線に残った2本はその後ツートンカラーに復元されています。
新宿線でも、新101系と組み合わせて6・8・10両を組んで、国分寺線から本線急行まで、
普通に使われましたが、特に休日の10両は、新101系2連を175F・191Fで挟み込んだ、
いかにも“意識した”組成が多かったことが思い起こされます。
折しも今年は新101系が引退を迎えることになっており、このようなファンサービスも、
できれば期待したいところです。
平成16年8月 東京都東村山市
2本はペアで使われることが殆どでしたが、支線系統に入ると並びも見られました。