【広島バス】5Eのバリエーション各種 |
その見分けをするのも面白いところです。
今回はここ数年で撮影できた5Eの姿を形態分類してみたいと思います。


P-MP518M 広島22く2280[797] 平成19年9月
リベットボディーの5Eは、K-MP118・P-MP518・K-U31が在籍しましたが、
これはその中でも少数派であるP-MP518、全国的にもレアな組み合わせの車です。
リベットボディーの特徴は、裾のパネルラインの筋が無い(リベットで継いでいる)こと、
窓隅が丸く仕上げられていることで、パッと見ても見分けがつきます。


P-MP518M 広島22く2203・2204[805・806] 平成19年9月
上と同じ型式ではありますが、スケルトンタイプのボディーにマイナーチェンジしています。
リベット継ぎではなくなったことで、パネルラインの溝がハッキリと見えます。
また、窓隅の仕上げも角になり、少しスタイリッシュになりました。
それでもリアに大きく開いたグリルは、MP118・518系の証です。

P-MP618M 広島22く2693[831] 平成21年9月
シャーシがMP218・618系にモデルチェンジしたことにより型式が変わりました。
純正車体ならここでエアロスターMやKの架装となり、イメージチェンジとなるところですが、
5E架装だとリアの開口部が小さく・少なくなったこと以外は変わりません。
(リアは下の車とほぼ同形態です)


P-MP618M 広島22く3124[845] 平成19年9月
5Eの末期は突然中扉が引き戸になりました。平成元年式で5Eは終了となります。


P-UA32L 広島22く2584[110] 平成21年9月
社番100番台はUD車です。ボディー形態の変遷は三菱車と同じ道を辿っており、
この車はMP618の初期車と同形態です。

P-UA32L 広島22く3134[126] 平成19年9月
UD車も三菱車と同じように、末期は中扉が引き戸で導入されました。
撮影できた時期が遅く、三菱・UDともにK-は撮ることが出来ず残念でしたが、
平成19年当時でもリベット5Eは貴重で、なんとか撮影することが出来ました。
しかも駅前に何時間かいれば、複数台のリベット5Eが現れて驚いたものです。
今では緩やかですがだいぶ数が減ったようで、段々と捕まえるの難しくなってきたようです。
しかし、最終増備から既に25年経過しましたが、ここまで綺麗な姿でお目にかかれるのは
ファンとしては本当に有難い限りです。
※5月25日 型式に誤植があり修正しました。