【関東自動車】5E中古車のバリエーション |
栃木県宇都宮を中心として、県南西部をテリトリーとする関東自動車。
モノコックの時代から中古ユーザーでしたので、同一車種でも出身会社によって、
様々なバリエーションを見ることが出来ました。
今回は、そんな同社の富士5E中古車群のバリエーションをご紹介したいと思います。
栃木22う711 P-U32L 平成16年9月 栃木県宇都宮市
栃木22う803 P-U32L 平成17年10月 栃木県宇都宮市
まずは多数派の日デの神奈中です。写真のL尺以外にN尺も存在しました。
初期の移籍車は前面も小型方向幕で、側面の出入口表示が電照式のまま残されて
いましたが、後期導入車は大型方向幕になり、出入口表示も埋められてしまいました。
栃木22う1082 P-LV314L 平成19年12月 栃木県宇都宮市
こちらは同じく神奈中のいすゞLVです。写真の車は神奈中から入った最後の車です。
昭和62年式ということで、マーカーランプが方向幕脇から屋根上に移っています。
栃木22う794 P-U32L 平成17年10月 栃木県宇都宮市
こちらも多数派だった西武からの日デ車です。
神奈中に比べて低床で、運転席上のベンチレータ―カバーは特徴的で目立ちます。
西武からの車もL尺とN尺が両方存在したようです。
栃木200か11 P-U32K 平成16年9月 栃木県宇都宮市
珍しい横浜市営の5Eです。移籍事例は他に琉球バスに限られます。
関東自動車でもこのタイプは少数派で、6号車と11号車の2台のみの在籍でした。
栃木200か31 P-LV314K 平成19年12月 栃木県宇都宮市
5Eシリーズの中で最後に登場したのが、この川崎市バスの車です。
こちらは割と多数派で、登場も遅かったことから最後まで残ったのもこのタイプです。
最近の関東自動車の主力は、日デJPや日野HRなどといった中型ロングの低床車で、
5Eの後に入ったU-の中古車群も随分と入れ替わってると聞くと、5E天国だった頃が
遠い昔のように感じます・・・。