【山梨交通】山梨230い805[C486] |


K-CCM410 平成18年11月 山梨県甲府市
サントリー南アルプスの天然水のCMで一躍注目を浴びた、山梨交通のCCM。
早春の甲府盆地の景色に、旧塗色が良くマッチしていました。
創立60周年記念で、自社発注の昭和55年式車両をフルレストアしたもので、
現役時代は伊勢町営業所→山梨観光自動車と経て、平成15年頃廃車。
当時山梨交通グループで一番古い車だったことから、敷島営業所でしばらく保管
されていましたが、節目の年に綺麗になって再登場しました。
ボンネットバスに比べて一般受けしづらい箱型バスは、なかなか保存の対象に
なりにくいですが、この世代の、しかも自社オリジナルの車を、現役時代の塗色で
動態保存しようということは、なかなか出来ることではありません。
CCM・CDMは増備時期が短いにもかかわらず、多くのバリエーションがありました。
A・標準サイズ前面方向幕/側面方向幕は前扉直後/青モケット
B・横長前面方向幕/側面方向幕は前扉直後/青モケット
C・横長、天地拡大前面方向幕/側面方向幕は前扉直後/赤モケット
D・横長、天地拡大前面方向幕/側面方向幕は後扉直後/赤モケット
動態保存のC486は、ご覧の通りAタイプですね。Cタイプの車は↓のような感じです。
Cタイプの途中からCDMにマイナーチェンジされました。

K-CDM410 平成15年8月 山梨県東八代郡豊富村(→現中央市)
個人的な好みを言えば、CCMもいいのですが、この旧塗色はどうしてもBU04の
イメージのほうが強く・・・リアの大きな窓・3連テール・・・また見てみたいものです。